ブログ

2020.12.01

11月の壁紙

11月に飾っていた壁紙ですテーマは「今、この季節の楽しみ」です
○○の秋」とよく言いますが、スタッフみんな個性があって、違う楽しみがありましたそういう個性豊かなスタッフがそろっている「梶山小児科・アレルギー科」です

困ったことがあれば、ちょっとしたことでも相談に来てくださいね。個性豊かなスタッフが、相談に乗らせていただきますよ!

2020.11.27

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について

高校1年生の女子の方は、「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種についてのお知らせ」を神戸市から郵送されてきたと思います。
保護者の方もどうしたらいいのかななどと考えられたと思いますが、院長の考えは「ぜひ今接種を受けてほしい」です。

どのワクチンをいつ接種したらよいかわからない方は、とりあえず当院までお電話して1回目だけ予約してください
子宮頸がんワクチンはWEB予約はできませんのでご注意を

2回目、3回目はいつ受けたらいいかなどは受診された時にご説明します。そして、来院された時に、接種するかどうか決めていただいても結構です。
つまり、予約したけど説明聞いて「やっぱり接種するの辞めます」と断っていただいても大丈夫です

接種するチャンスは今しかないので、迷っている暇はありません。
まずは説明を聞きに来てください。
どうして、こんなに接種をすすめるかって?答えは、「予防できたはずの子宮頸がんにかかってほしくないから」です。
子宮頸がんは、毎年約10000人の方がかかり、約3000人の方が亡くなっています。

子宮頸がんワクチンの効果は十分にあります。副作用については来院時に詳しくお話ししますが、重大な副作用はほとんどありません
もしあったとしても、子宮頸がんにかかってしまう危険性の方がとってもとっても高いです。そういう理由で、私の娘たちにも子宮頸がんワクチンを接種しました

 

お知らせには11月中に接種する必要がありますと書いていますが、コロナ特例を利用したら多少それを過ぎても無料で接種はできます

なお、中学1年生からの接種を推奨しています。最近このワクチンを推奨するニュースが流れ、接種する方が増えてきています。
接種したほうがいいかの相談だけでも、お電話で予約の上受診をお待ちしています

2020.11.02

10月の壁紙

ちょっと遅くなりましたが、10月の壁紙をみなさまに見ていただきたいと思います読書の秋と言う事で、スタッフがお勧めする絵本などの本をご紹介しています

みなさんも、読んだことがある本はありますか?読んだことがない本がありましたら,一度手にとってみてくださいね

2020.09.18

今年のインフルエンザワクチン接種は・・・いろいろ変わります!!その①

コロナの感染予防対策もあり、どうすれば密にならずに院内滞在時間を短くできるかお盆明けから『あーでもない こーでもない』と話し合っております
今まで当院で接種されてこられた方には、あれ?今までと違う!!などという戸惑いが大きいかもしれません
ご迷惑やご不便をおかけしてしまうこともあると思われますが、安全にインフルエンザワクチン接種を行いたい一心ですので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

大きく変わるところをご紹介します。沢山ありますので、少しずつ紹介して行きますね。
毎日のように怒涛の更新になるかもしれませんm(__)m

 

まずは神戸市の助成‼

昨年までは満1歳~12歳のお子さまの1回目の接種に助成がありましたが、
今年は・・・な、なんと・・・同一世帯に18歳未満のお子さまが2人以上いる多子世帯には2回目にも助成があります
2000円助成してもらえます。細かい金額はクリニックのホームページを見てください。

健康保険証や医療証、母子手帳などで確認が必要ですので、当院では事前に接種券や問診票を受け取りにクリニックに来ていただける方はその時に、事前に来ることが難しい方は1回目接種の時に18歳未満のお子さま全員分健康保険証・医療証・母子手帳などをお持ちください。

 そして接種開始時期!

昨年までは1015日くらいからの接種開始でしたが、今年は少し早くなります。
今年は10月1日から接種を開始いたします。助成も10月1日から使用できます

そうなるとこういう質問があります。
「こんなに早く打っても効果がちゃんと続くのですか?」「いつ打つのが一番いいですか?」

 

それに対しての答えはこうです。

今でしょ!」(古っ)

でも冗談抜きで、打てる時に打って下さい。
インフルエンザ予防接種の効果は大体5か月続くと言われています。子どもは2回接種しますので、2回目を11月に接種したら3月までもちます。
また、風邪などひいて受けられなくなることもあります。もし効果の持続が心配なら、大人の方は子どもの二回目の時(大体11月)に一緒に接種すればいいと思います。

2020.09.16

病児保育を開設します

2014年の1月にクリニックを継承開院したときには『病気の時は保護者の方がお子さんのそばにいてくれたら…』と考えていました。
でも、1年くらいクリニックを続けていく中で、共働きが多い現代において保護者の方がお仕事を休むことは難しいということがよく分かってきました。

さらに核家庭化が進む現代でもあります。
そしておじいちゃん・おばあちゃんも働き世代となると預けられる人がいない!!

 

お子さま・保護者の方の子育ての力になりたい皆の笑顔につながることをやっていきたい
大変な時にこそ寄り添いたい

これは院長はじめ、スタッフ一同の想いです。その想いに従えば、病児保育を開設することは必然で必要だなと感じました。
そこから構想5年ちょい。ようやく実現に向けて動くことが出来ました。
保護者の方の想いで看護する家庭のような病児保育を目指しています。

2021年3月開設予定です

これから病児保育が出来るまでの情報も公開していきますので、ちょこちょこホームページをのぞきに来てもらえたらうれしいです

 

2020.09.15

2020年インフルエンザの話題

みなさん新しいホームページいかがですか?

できるだけ、見やすく、大事な情報が素早く届くように作っていきたいと思いますのでよろしくお願いします

このブログでは、日頃院長が考えていることやまだ決めかねて悩んでいることやうれしかったこと楽しかったことなど思いついたときに気軽に書いていきたいと思います。
よろしくお願いします

とりあえず今日はインフルエンザワクチンの話題昨日厚労省の検討会で、インフルエンザ接種の優先順位が発表されました。
65歳以上の高齢者と呼吸器などの基礎疾患の方を優先とのことです。子どもなどは10月26日以降と言う事です。
ある程度予想されていたとは言え、新型コロナウイルスと違ってインフルエンザは子どもも重症化しやすいのに、と言いたい気持ちです
さらにはインフルエンザは子どもの間で流行って大人や高齢者に感染を広げてしまう傾向にあります。本気で流行を減らしたければ,子どもも(高齢者ももちろん優先です)優先だと思っています

でも、この優先順位は最終的には個々の医療機関の判断でという風に聞いています。当院は小児科です。
子どものために、そしてみんなが幸せになるためにどの方法がベストかこの数日で考えて接種方法を決めたいと思っています

もう少々お待ちくださいね

2020.08.07

水難事故をなくすために!

院長は、前からどうしてこどもを助ける大人がおぼれるんだろう?こうならないために、どうしたらいいんだろうと考えていました。

ニュースをみても、事故の話はするけど、どうしてそれが起こったとかどうやったら事故が防げるかを教えてくれません。

「それなら、自分で調べろ」と言われそうですが、その通りです。

でも、しっくりくる説明がありませんでした。今回yahooでそれを見つけました。

要約すると

  • 基本的に飛び込まずに119通法を優先しろ
  • 飛び込んだら無理に持ち上げず、一緒に浮かんで救助を待ちましょう
  • 浮き輪で浮かんだこどもは、風で結構なスピードで流されます

https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20200807-00192093/

2020.06.15

とうとう明日から予約システム

昨年実施した患者さんアンケートでも御要望の声が多かった予約制の診察が6/16からスタートします。

予約システムを導入するか?というところから始まり、どこのシステムを導入するか、運用ルールをどうするか…

何度もスタッフとミーティングを重ねて、ようやく漕ぎつけたというのが正直なところ

実はこの文章を書いている現在(6/15 20:50)も、最終調整を行っている最中です。

院長もスタッフも不安がないわけではなく(むしろ不安だらけ?)、

患者さんに不都合なく、無事に明日を乗り切ることができるのだろうか…という想いで一杯です。

とにかくここがはじめの一歩です。

実際に使ってみて、ルールなどの細かな変更を行うことがあるかもしれません。

その際にはご迷惑をおかけしてしまうこともあると思いますが、

もっともっと皆さんが使いやすいシステムにして行きたいので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 
最後に重要なお願いが2つあります

その1

メールアドレスの登録を行ってください

ご登録いただきますと、予約完了時や予約確認のメールが届きます。

また、診療が近づきましたら自動的にメールでご案内が届きます。

ドメイン・指定受信・本文にURLがあるメール受信の拒否など制限をかけている方は、メールを受信できない場合があります。

yoyaku@kajiyama-kids.comからのメールが受信できるようにドメイン許可設定をお願い致します。

(ドメイン許可の設定方法については、お手持ちの携帯電話の取り扱い説明書をご覧ください)

 

その2

1つのメールアドレスで複数人の登録ができますが

1人目の患者さんで一度ID・パスワードを入力し、そのまま次の患者さんの登録操作を進めますと、ログイン状態となります。

ですので、トップページの右上にあります「予約メニュー」より一度ログアウトをして頂いてから、

2人目以降のID・パスワード入力をして頂く必要があります。

ご面倒かと思われますが、よろしくお願いいたします。

2020.05.29

コロナに負けない

みんなの頑張りもあって、コロナウイルスも少し勢力が弱くなってきたかもしれませんね。

ひとりひとりの力を結集したらウイルスも封じ込めるのだということが、本当にすごいですし、うれしいです。

みんなみんなしたいことを我慢したり、てあらいをがんばったり、みんなほんとうにすごいと思います。

梶山小児科・アレルギー科の今回の壁紙は「コロナに負けない」です!

まだまだ長い戦いが続くと思いますが、一緒に頑張っていく仲間がいれば、大丈夫です。

困ったら助けを呼んで、助けを呼ばれたら手を差し伸べていきたいと思います

2020.05.23

2才未満の赤ちゃんにマスクは不要、むしろ危険!

2才未満の赤ちゃんにマスクは不要、むしろ危険!

世界の新型コロナウイルス小児感染症からいくつかわかってきたことがあります。

・子どもが感染することは少なく、ほとんどが同居する家族からの感染である

・子どもの重症例はきわめて少ない

・学校、幼稚園や保育園におけるクラスター(集団)発生はほとんどない

・感染した母親の妊娠・分娩でも母子ともに重症化の報告はなく、母子感染はまれです。

子どもの新型コロナウイルス感染症は今のところ心配が少ないようです。

今、この感染症を恐れて乳児にマスク勧めるネット情報があります。

しかし、乳児のマスク使用ではとても心配なことがあります

・マスクそのものやおう吐による窒息

・マスクによる熱の放散の妨げ

・マスクによる呼吸や心臓への負担

・顔色や口唇色、表情の変化などへの気づきの遅れ、

など乳児に対する影響が心配されます。

2歳以下の子どもにマスクを使用することはやめましょう。

参考

*米国疾病予防管理センター(CDCの新型コロナウイルス感染症のQ&Aより

Q:子どものマスク使用について

A:2才以上の子どもが人と接するような外出をする場合にはマスク使用を薦めますが、2歳未満の子どもには窒息の恐れがあるため使用しないでください。

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/faq.html?CDC_AA_refVal=https%3A%2F%2Fwww.cdc.gov%2Fcoronavirus%2F2019-ncov%2Fprepare%2Ffaq.html#COVID-19-and-Children
 

*アメリカ小児科学会(AAPもCDCと同様に、2歳未満の子ども、とくに赤ちゃんのマスクは危険と警告しています。

https://services.aap.org/en/pages/2019-novel-coronavirus-covid-19-infections/masks-and-children-during-covid-19/

 
CDCとAAPの警告に従って、Amazonは0〜3歳の子ども向けマスク広告を自社サイトから削除しました。

(日本小児科医会のHPより転載)

2020.05.06

オンライン診療の対象者拡大

4/15日よりオンライン診療を開始しております。

院長もスタッフも使いこなせるかなど、不安を抱えながらのスタートでした。

多少の通信トラブルもありましたが、おおむね順調に診察が行えており患者様にも好評です。

そこで!患者さんのニーズが高いことと当院側も慣れてきたこともあり、5/11(月)よりオンライン診療の対象者を拡大させていただきます!

対象者はズバリ今までに当院を受診したことがある患者さんです。

最近受診してないけど、塗り薬が必要だとか、とびひみたいな湿疹が出てきた、少し咳や鼻が出た、急な発熱があるけど病院受診するほどではないと思われている方などが対象になると思います。

ただし、向精神薬・麻薬に該当するお薬の処方はできません。

また、できるだけ多くの患者さんがご利用できるように、診療時間は5分程度とさせていただきます。

 

ただ、初診の方にオンライン診療することに、正直いいますと不安がないわけではありません。

と言いますのは、今までは顔色診て、皮膚に何かあればそれを触って、喉を見て、聴診器で胸の音を聞いて、可能な限り正しい診断を行い、処方などを行ってきましたが、それをほとんどできなくなるからです。

しかし、今は、その不安を上回るほど、初診の方のオンライン診療を行うメリットがあると思い、することに決めました。

やはり、クリニックをできるだけ人が集まる場所にしない方がいいと判断しました。

幸い、すでに慢性疾患の方の診療をオンラインで行いましたが、お子様の顔色や皮膚の状態も思った以上にはっきり見えました。

オンライン診療だから、診断できなかったということがないように、努力していきたいと思います。

また、高熱など症状が強い場合やゆっくりお話しを聞いて診療を行わないといけないと判断したら、実際に受診していただくことをお願いすることもあります。そのあたり、オンライン診療の限界もご理解いただけると幸いです。

その他、注意事項などこちらをご覧ください。

みんなで、コロナを乗り越えましょう!必ず、夜は明けます!

2020.05.06

予防接種は延期しないで!

以前にも書きましたが、ニュースなどでも、病院に行くのが怖くて予防接種を受けていない方が増えていると報道があります。

しかし!予防接種は受けるべき時に受けておいてください。

正しい時に受けておかないと、その病気にかかってしまい、結局その怖がっている病院に行かないといけなくなったり、最悪な場合受診できる病院が見つからないこともあり得ます。

厚生労働省もこれに関して危機感を募らせています。

新型コロナウイルスの流行は、数年続くと言われています。先を見据えるなら、受けれるときに今受けておいてください。本当にお願いです。

当院では、感染症の方と接触しないように、予防接種の予約枠を午前中の9時から10時にも増やしました!

幸い今なら、予約がとりやすいです。

今後、コロナウイルスの診療をクリニックで行うようになる可能性もあります。その時には予防接種が、今よりできなくなるかもしれません。

何度も言いますが、予防接種を受けるなら今です!

もし、万が一接種時期を逃してしまった場合は、救済処置もあります。クリニックまでご相談ください。

 

役に立つサイトも紹介しておきます。

「KNOW-VPD 新型コロナウイルス感染症と予防接種に関するQ&A」

http://www.know-vpd.jp/news/771.php

2020.04.15

遠隔診療(オンライン診療)

本日から、オンライン診療の受付を始めました。

一言でそう言っても、

「新型コロナウイルスの発生→患者さんは病院さえも(というか病院だから)行きたくないよなあ→オンラインで診療するのはどうだろう→オンラインと電話とはどう違うんだろう→よし。電話ではなくオンラインで診療を行おう→業者さんの→業者さんと何度も何度も打ち合わせ→スタッフさんと一緒に予約から診療、お会計などの流れをデモンストレーション→オンライン診療の受付開始。」という濃い長い道のりがありました。

オンラインで診療をやってみようと言い出して約8日間で開始できたのは、患者さんからもオンライン診療をしてほしいという声がありましたし、今はクリニックに行きたくないけどお薬がなくなってきたという思いを持った患者さんのために急がないといけないという想いをスタッフと共有できたからと思います。

もし今にでもお薬がなくなりそうな慢性疾患をお持ちの方は、オンライン診療をご利用してみてはいかがでしょうか。

オンライン診療についてはこちら

2019.02.05

子宮頸がんの患者増加 治りにくいタイプ、若者に広がる

今日のyahoo!のトップページに載っていました。

子宮頚がんは、ワクチンで予防できます。

これ以上、予防できるガンで、苦しむ女性が増えないことを祈ります。

繰返しますが、「子宮頚がんは、ワクチンで予防できます」

ワクチンの副作用は、ほとんどの場合、一時的な痛みや腫れるくらいです。

副作用が多いと誤解があるようですが、特に多いわけではありません。

重篤な副作用があるとしても、子宮頚がんで死亡する確率の方がとってもとっても高いです。

子宮頸がんの患者増加 治りにくいタイプ、若者に広がる

 子宮頸(けい)がんの患者数が2000年ごろから増えているとする研究結果を、大阪大などのチームがまとめた。治療が効きにくいタイプの子宮頸がんも、若い世代で増えているという。米専門誌に掲載された。

阪大の上田豊講師(産婦人科)らは、1976~2012年の大阪府がん登録データを使い、約2万5千人の子宮頸がんの患者について、高齢化による影響を調整したうえで分析した。

人口10万人あたりの罹患(りかん)率は、1976年は28・0人だったが、減少傾向となり、00年は9・1人になった。がん検診が普及し、がんの前段階で見つかって治療する人が増えたことなどが原因として考えられるという。しかし、00年以降は増加に転じ、12年は14・1人になった。性交渉の低年齢化などを指摘する声もあるが、原因ははっきりしないという。

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となることが多く、性交渉によって感染する。なかでも「18型」というタイプのウイルスが主な原因となる「腺がん」は見つかりにくく、治りにくいとされるが、30代以下の若年層で増えていた。

最も早い段階で見つかった場合、治療法は手術か放射線治療が一般的だが、若年層では放射線治療が効きにくいこともわかった。

2019.01.28

1月8日に、開院5周年を迎えました。

わたしごとで恐縮ですが、1月8日に、クリニックを引き継いで5年が経ちました。

ありきたりな言い方ですが、長いようで短い5年間でした。

初めは、患者さんのために最高の医療をしたいという思いで開業しました。

でも、そのためには、クリニックスタッフが活き活きと輝いて仕事していないといけないということに遅ればせながら気付きました。

そのために何ができるかなと考えていると、今になった、と言う感じです。

 

先日、スタッフから、嬉しい5周年のプレゼントを頂きました。

きれいな紺色のセーターとクリニックのこの一年をまとめたオリジナルフォトブックです。

セーターは絶対に似合うって直観で分かったそうです。サイズも仕事中にさりげなく測ってたそうです。

着ると、本当にばっちり!!

どちらも一生の宝物です。物もですが、なによりその気持ちが嬉しいです。

 

そういういいスタッフに囲まれて、6年目に入っていきます。

まだまだ至らぬ点が多いクリニックですが、院長もスタッフも成長を続けて、「最高の医療」を提供できるように努力して参ります。

どうか宜しくお願いします。

2018.11.21

食物アレルギーとエピペンについて講演させていただきました

11月18日の日曜日に神戸マラソンがありましたね!

読者の中には走られた方はおられますか?

私は、スポーツはそれなりに好きなのですが、マラソンは大の苦手で走る気にさえなりません。

というわけで、(でもないのですが)その日はマラソンのゴール地点がありますポートアイランドで兵庫県の薬剤師さんに、「食物アレルギー」についてお話してきました。

除去食療法やアレルギーの予防法のよくある誤解などを中心に、90分間お話してきました。

比較的長時間でしたが、私にとっては、マラソンより、気楽に、楽しくお話しできました。

薬剤師の方々も非常に熱心に聞いてくださり、エピペンの打ち方指導では、しっかり熱がこもり、まさしくアドレナリンでまくりでした。

これからも、できる範囲で正しいアレルギーの知識などを広めていけたらいいなあと思いました。

2018.10.13

風疹が流行しつつあります

2018年10月11日の神戸新聞によると、「兵庫県立健康科学研究所は11日、今月7日までに県内医療機関から報告された今年の風疹患者数が19人に上ったと発表した。昨年1年間の患者数(7人)の約3倍となり、首都圏を中心に風疹が流行していることから、同研究所が注意を呼び掛けている。

県内患者19人のうち、9月17日以降に確認された風疹患者は11人で、約3週間のうちに急増。年代と性別で分けると、30~50代の男性が12人と約6割を占めた。

厚生労働省によると、風疹は発熱や発疹、リンパ節の腫れを特徴とする病気。潜伏期間は2~3週間で、一度感染すると免疫が作られるため、その後は風疹にかかることはないとされている。

せきやくしゃみなどで飛まつ感染し、妊娠初期の女性がかかると胎児にも感染して、先天性心疾患や難聴、白内障などの症状が現れる可能性がある「先天性風疹症候群」を起こすことがあるという。

同研究所の担当者は「39歳以上の男性はワクチン未接種の人が多い。打っていない人は積極的に接種し、妊娠中や妊娠を控える人はできるだけ人混みを避けて注意してほしい」と話した。」

 

風疹の社会的関心の高さを象徴する一端でもありますが、この病気を多くの人に知って欲しいということで、

当院にも置いてあるコミック「コウノドリ」を、ネットで期間限定で無料で読むことが出来ます。

下のリンクから読むことが出来ます。是非ご一読いただきたいと思います!!

https://comic-days.com/blog/entry/kounodori_hushin

 

当院でも、積極的に大人の方の風疹予防接種をしております。現在ではほとんどの方が、麻疹も入ったMRワクチンを接種されています。

宜しければ、一度、ご相談下さいね。

2018.03.05

子宮頚がんワクチン(HPVワクチン)についての考え

久しぶりのブログ更新です。

よくみたら、今年になって初めてです。どうあいさつをしたら良いか判りませんが、今年もどうか宜しくお願いいたします。

さて、今年最初のテーマは、「子宮頚がんワクチン」です。

いきなり重たい、、、

ごめんなさい。

でも、まさに今書くべき時、いや遅すぎたかもしれません。

というのは、今こうして書いているときにも、子宮頚がんのために子宮を摘出しなければいけない女性が日本におそらく1日あたり約30人、子宮頚がんのために亡くなる方が1日あたり約8人いるといわれています。特に20代から30代の今から結婚、妊娠、出産という時期に増えていると言われています。(厚生労働省の報告から計算)

私は、開院当初から国内だけではなく世界各国での子宮頚がんワクチンの有効性や副作用などの情報と、先ほど書いた子宮頚がんにより苦しむ女性の存在を総合的に,公平な目で評価して、積極的な勧奨をしない定期接種である「子宮頚がんワクチン」を、来院される方々に、特に小学6年生以上の女性に勧めてきました。(子宮頚がんワクチンのことを現在ではHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンと言いますが、ここでは、子宮頚がんワクチンと書きます)

しかし、当院でも接種される方は年間数名です。この現状に、憂いを感じ悶々と過ごしていました。

なお、私には、年頃の娘が二人おりますが、もちろん接種いたしました。

「不安はなかったか?」

全くありませんでした。理由は、シンプルに言うと、娘に子宮頚がん(HPV関連がん)になって欲しくなかったからです。

予防接種を打つことによって、1日あたり8人もの方が亡くなる病気がほぼ予防できるのです。しかも、定期接種ですから無料です。こんなに、下品な言葉を使い申し訳ありませんが、おいしい予防薬は他にありません。

このことを書く事の背中を押してくれたきっかけが、2017年11月に、子宮頚がんワクチンの安全性を検証する記事を書き続けてきた医師の村中璃子さんが、ジョン・マドックス賞を受賞したというニュースが飛び込んできたことです。ジョン・マドックス賞とは、困難や敵意に屈せず公益に資する科学的理解を広めた個人を表彰する物で、イギリスの一流科学雑誌ネイチャーなどが主催して行っています。わかりやすく言うと、多くの反対意見にも負けず、科学的に正しいことを世のため人のために広めた人に贈られる賞です。最近、村中さんが「10万個の子宮」という著書を出版されました。クリニックの本棚にも置こうと思っています。

ついつい、周りの意見に流されてしまうタイプの人多いですよね。

ぼくもその一人ですが、やはり、この子宮頚がんワクチンの問題はほっといたらあかんだろうと言う思いがずっとありました。

娘に接種する不安は全くなかったと書きましたが、副作用が起きるリスクはないとは思っていません。どんな薬にも副作用が起こりえるというのは,当然理解しています。普段の診療の中でも、有益性と有害性を天秤にかけて治療や予防接種を行っています。ですので、ごくまれな副作用が起こってしまっても、まずは、最大限その治療に当たる事が大切と考えています。特に、子宮頚がんワクチンの場合、きちんと副作用に対する治療拠点病院を整備しており、対策もとられているので、なおのこと安心です。

そんな治療拠点病院を作らないといけないほど危険なワクチンなのかと考える方もおられますが、実際は安全性が高いのですが、世論の声もあるので、万全の体制を整えましたよ、と言うことです。

ここまで、国内では対策を取っており、安心ですね。 😛

海外に目を向けると、以前から子宮頚がんワクチンが定期接種になっている国では、すでに、子宮頚がんの発生がどんどん下降してきているようです。子宮頚がんは過去の病気となり若い医師は,教科書でしか見たことがないと言う状況になりつつあるようです。海外での副作用報告はありますが、日本で見られているような痛みの報告は非常に少ないようです。

世界保健機構(WHO)は、子宮頚がんワクチンは全ての女性に勧めており、日本の現状を「若い女性たちは,本来予防可能であるHPV関連がん(子宮頚がんを含む)の危険にさらされたままになってしまっている。不十分なエビデンスに基づく政策の決定は、安全かつ効果的なワクチン使用の欠如につながり、真の被害をもたらす可能性がある」と述べています。

そうなのです。

子宮頚がんワクチンの接種をこのまま行わない(現在の接種率は約1%)ことは、確かに副作用も出ない(接種されてないのだからあたりまえですよね)し、子宮頚がん(HPV関連がん)の発生頻度も今と変わらない(増えるかもしれないけど)ので、あまり大きな問題がないように見えるというのが問題で、実際はこのままワクチン行わないと、本来救えるはずの女性の命を救えないと言うのが大きな問題だと思います。そして、その女性から産まれるはずだった子どももいたはずと考えると、本当に問題が大きいと考えるとともに小児科医として辛いです。

ずっと、女性へのワクチンと書いてきましたが、最近は、男性にも接種を認める国もあります。国内でも男性が子宮頚がんワクチンを接種しましたというブログがありました。このことを書き始めると終わりませんのでまた次回にします。

とにかく、まずは子宮頚がんワクチンに興味や関心を持っていただければ小児科医としては、嬉しいです。 😛

そして、接種してもいいかなと少しでも思われたら、当院までご相談だけでも御来院下さい。

書き始めたら長文になってしまって申し訳ありません。 😉

最後までおつきあいありがとうございました。

2017.11.25

おたふくかぜによる難聴について

皆さんは、おたふくかぜにかかった後に難聴になることがあるってご存知ですか?

先日、国立成育医療研究センター耳鼻咽喉科の医師が、2015年1月から2016年12月までの2年間に少なくとも348人の人がムンプス難聴(おたふくかぜにかかった後に難聴になること)と診断されたと発表しました。しかもその中の約8割は高度難聴との事です。一旦難聴になると基本的に治りません。おたふくかぜにかかった人の何パーセントが難聴になったかは分かりませんが、報告では、200~10000人に1人という報告があります。

これを少ないと思うか多いと思うかは考え方次第です。

今なお、おたふくかぜワクチンは任意接種ですし、「おたふくかぜは大人になるまでかかった方がいいでしょ」と言われることが多いです。

いつも私は、「かかった後に後遺症もなく治る保証があればかかってもいいと思います。でも、病気にかかることのリスクは少なくありません」と言います。

いくらおいしそうな果物が500個置いてあっても、そのうちの1個は食べると難聴になりますと言われたら、私は食べません。

ワクチンによって難聴になる危険性を下げてくれます。

1歳からできる「おたふくかぜワクチン」

MRワクチンや水痘ワクチンと一緒に考えてみてください。

お子様の未来のために。

2017.07.24

鶏卵アレルギー発症予防に関する提言について

先日の7月22日は、クリニックを休診にして、ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。

院長とスタッフ2名の、合わせて3人で、滋賀県大津市で開催された小児難治喘息・アレルギー疾患学会に行って参りました。

この学会は、医師向けの講演だけでは無く、看護師さん向けの講演もあって、大変有意義な時間を過ごしてきました。

ここで学んだことを、これからの診療に生かせるようにスタッフ一同していきたいと思います。

さて、表題にあります「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」が、6月に小児アレルギー学会から出されました。これについて、みなさまにお知らせしようと思っていましたが、なかなかブログを書く時間がなく、今回行ってきた学会でも大きく取り上げられていましたので、本日書きます。

まず、鶏卵アレルギー発症予防に関する提言をまとめると、

  • アトピー性皮膚炎(痒みのある乳児湿疹も含む)にかかった赤ちゃんに、鶏卵アレルギー発症予防を目的にして、医師の管理のもと、生後6ヶ月から鶏卵摂取を微量から開始することを推奨する。
  • 摂取する前に、アトピー性皮膚炎を治しておくことが望ましい。
  • アレルギー専門医の診療を受けることを推奨する。
  • あくまで発症予防のためであり、すでに鶏卵アレルギーを発症している赤ちゃんは、別の対応が必要。

ということです。

わかりやすく書くと、かゆい乳児湿疹やアトピー性皮膚炎がある赤ちゃんは、アレルギー専門医に行って、それをしっかり治してから、生後6ヶ月の早い時期から微量の卵白を食べると、卵アレルギーがだいぶ予防できます。ということです。

どの程度予防できるかというと、1歳まで除去し続けた赤ちゃんのうち37.7%が卵アレルギーになったのに比べて、生後6ヶ月から微量の卵白を食べた赤ちゃんは8.3%しか卵アレルギーになりませんでした。

ここでポイントをいくつか挙げます。

  • 湿疹が出たら、早くしっかり治すことが重要です。早く治さないと、皮膚からたくさん卵などのアレルギー物質が体に入り、治りにくくなります。
  • この提言は、「予防」であって、「治療」ではない。つまり、これをすれば卵アレルギーが治るわけではないし、卵アレルギーを持っている赤ちゃんがこれをすると危険なこともある。

今、生後2-3ヶ月でお顔に少し湿疹がある赤ちゃんがいるお父さん、お母さん、もしこの話をもう少し聞いてみたいなと思われたら、クリニックにご相談に来て下さい。今から卵アレルギーの予防にできることはありますよ。

2016.11.24

乳児の突然死予防に何かできることは?

先日米国小児科学会が乳幼児突然死症候群(SIDS)などによる睡眠中の乳児死亡を予防するための安全な睡眠環境に関するガイドラインを公表しました。

SIDSや寝具による窒息事故などによる1歳未満の乳児の死亡を予防するために、19の推奨項目が示されました。そのなかで大事だなと思ったものをここに挙げてみます。

☆必ず仰向けで寝かせる。

☆固い表面の上に寝かせる。

☆少なくとも6か月、できれば1歳までは親と同じ寝室に寝かせる。ただし親とベッドを共有せず、ベビーベッドなどに寝かせる。(親による圧死回避の為)

☆乳児が眠る場所にやわらかい物はや寝具は置かない。

☆昼寝や夜の寝かしつけの時には、おしゃぶりを与える。

☆ソファや椅子には決して寝かせてはならない。

☆乳児がタバコの煙やアルコール、違法薬物に曝露しないようにする。

☆推奨されているすべてのワクチンを接種する。

いかがでしょうか?みなさんは、すべてしていましたか?

もし、今はしていなかったとしても大丈夫です。

今気づいて、赤ちゃんのために、今からしてあげたらいいのです。

大切な命を守るために。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

2016.09.20

色の区別がつきにくいってありませんか?

生まれつき、色の区別がつきにくい、誤認しやすいなどの症状を持つ人がいます。「先天色覚異常」と言います。

例えば、

  • 黒板に赤いチョークの文字が読みにくい
  • 黒板の色は、黒だと思う(本当は緑色)
  • 緑色のトマトを、熟したトマトだと思う
  • 桜の花びらを、白色という
  • お肉がまだ赤いのに、焼けたと思う
  • リトマス試験紙で色が変わったことがわからない

などの症状に心当たりのある方はおられますか?人によって、区別しにくい色はまちまちです。

この異常はほとんど男性に起こり、約5%にみられます。つまりクラスに1人程度はいるという計算です。

平成14年3月に学校保健法の改正でそれまで必須だった色覚検査が削除され、以降学校でほとんど行われなくなりました。

ちょうどその頃小学生だった人が、今社会に飛び立つ年齢になりました。現在、多くの小中高生が自分の色覚の特性を知ることなく、進学就職に向き合っている現実があると知りました。

色覚異常は病気ではありませんし、これによって差別されるということはもっての外です。しかし、色覚異常に気付かず過ごし、人と比べることができないので、こんなもんだと思い歳を重ね、いざ仕事についたときにわかり、挫折するという困難も受けるべきではないと思います。

例えば、美容師になろうとしているがヘアカラーの色の違いがわからない、鉄道や航空会社を目指して勉強していたが、就職直前に色覚異常であることを知ったなどの事例が挙げられています。

最近、学校保健の規則で、色覚異常のことを保護者に周知させ、教職員は正確な知識を持ち生徒が不利益を受けることがないようにするような改定がなされました。

色覚異常があっても、悪化することはありませんし、自分で間違いやすい色を知っておくと、工夫ができほぼ普通に生活ができますので、心配はいりません。

もし、気になる症状があれば、眼科または当院までご相談ください。

2016.09.02

「はしか(麻しん・麻疹)」にご注意

はしかの予防接種はしましたか?
はしかは「麻疹」と書き、1歳と年長の時に接種するMR(麻しん風しん)ワクチンに含まれています。
もうご存知の方も多いかと思いますが、麻疹罹患者が関西から出ました。全国的に広がっています。
8/14に千葉であった某有名海外アーティストのコンサートに行った人、
関空を8/17~利用した人、8/26に東京の立川であったイベントに行った人などから罹患者が出ています。
麻疹は感染力が強く、同じ部屋にいるだけでも飛沫感染や空気感染するウイルスです。5分間位一緒にいただけで感染した例もあります。
潜伏期間は感染から1週間から14日程度。
潜伏期後に、まず熱と鼻水、せき、目の充血などかぜと似た症状が出ます。
発熱3~4日目から顔・体に赤い発しんが出て、口の中に「コプリック斑」と呼ばれる白いブツブツがみられます。
高熱は7~10日間くら い続きます。
脳炎、中耳炎、肺炎などの合併症がおこることもあり、最悪の場合は死に至ることもあります。
妊婦が感染すると流産や早産を起こす可能性があります。
特効薬はありません。
  • MRワクチンを2回受けた人は、かなり感染を防げます。
  • MRワクチンを1回も受けていないであろう1歳未満の赤ちゃんは感染する危険性があります。定期接種は1歳からですので、1歳になればできるだけ早くMRワクチンを接種してください。
  • MRワクチンを1回しか受けていない人も注意が必要です。1歳~未就学児、20歳代から50歳代の人はワクチンを1回しか受けていない可能性が高いです。1回接種では時間が経つと予防接種の効果が落ちることもあります。免疫が全くつかないこともあります。2回目まだの人は、ぜひ接種してください。
まずは自分や家族の母子手帳を確認してください。
周りに麻疹にかかった人が出た場合や、疑わしい症状が出た場合は速やかに医療機関を受診してください。
その場合、必ず事前に電話などをしてから受診してください。
でも、とにかくまず予防接種をすることです。定期接種ではない方は、任意接種でワクチンを打つこともできます。当院では、大人の方も予防接種行っております。詳しくは医療機関でご相談ください。
2016.06.28

「かめっこクラブ」で講演させていただきました!

梅雨に入り、しとしとジメジメで、ちょっと外に出るのが億劫になるこのころですね。

そんな中、6月19日(日曜日)、小雨降る中、灘区あーち(消防署の横)にて、亀田マタニティークリニック主催の「拡大かめっこクラブ」が開催されました。

そこで、2回目の講師を仰せつかり「子どもの夏の病気」と題して1時間半ほど講演をしてまいりました。

雨にもかかわらず多くの方が聴講に来られ、わが子が病気になったらどうしようと思う親心がひしひしと伝わってきました。

とともに、同窓会のような雰囲気もあり、亀田先生のアットホームな感じがさすがだなと思いました。

内容としましては、

  • 代表的な夏の感染症として、ヘルパンギーナ、プール熱、手足口病
  • 食中毒
  • 皮膚の感染症として、とびひ、水いぼ
  • 熱中症
  • (夏の病気と関係ありませんが)B型肝炎ワクチンのお話
    をお話してきました。
  • 夏の風邪は、感染力が強く、高熱が出ることも多いですよ
  • 食中毒は予防が大事ですよ
  • とびひ、水いぼの登園やプールはどうしたらいいの
  • 熱中症は怖いです。予防対策をしっかり。6月から汗をかく準備をしましょう
  • B型肝炎は定期になりましたが、10月から接種開始予定ですので、大変込み合う可能性があります

2016.03.08

アレルギーとワクチンのお話をしてきました!

みなさん、だいぶ暖かくなってきましたね。

数日前までダウン着込んでたのがウソみたいです。でも暖かくなることはいいことです。

今の状況は、こんな暖かいのに、今年はインフルエンザの流行が遅かったので、インフルエンザがまだまだ流行っています。

それとともに、溶連菌感染症がかなり流行っています。熱は大したことなくても、喉が痛い時は、ぜひ受診してください。この病気はきちんと治療しておかないとあとで、こわーい合併症が出ることがありますので。

 

さて、3月6日(日曜日)に灘区の「あーち」にて亀田マタニティー・レディースクリニック主催の「拡大かめっこクラブ」の講演会にお呼ばれされて、お話しに行ってまいりました。

題目は「子どものアレルギーとワクチン」です。

大人68人、赤ちゃん41人のすごいたくさんのママパパ赤ちゃんの前でお話しました。

みんな熱心に聞いていただき、最後には質問もしてもらい、僕にとってもいい時間を過ごすことができました。

大まかにあらすじを箇条書きしますと

・アトピー性皮膚炎ももとは乾燥肌なので、保湿やスキンケアが大切

・保湿はしっかりタップリ塗りましょう

・ステロイドの塗り薬は普通に使っているうちはまず副作用などはありません

・食物アレルギーの時の、食物の除去は医師と相談して最小限に

・赤ちゃんの時から保湿をしておくと、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが予防できるかもしれない

・ワクチンは、できるだけ早く受けましょう。予防できる病気は予防したほうがいいです。

こんな感じの内容を80分間くらいお話させてもらいました。

これだけたくさんのママパパが集うっていうのも、亀田先生の求心力だなあって、感心してしまいました。

私も、院内でもこういう勉強会していきたいと思っているので、頑張らなくっちゃと思いました。

2016.02.05

B型肝炎ワクチンの定期接種化が決まりました!

以前から議論にあがってた「乳児へのB型肝炎ワクチンの定期接種化」

やっと決まりました。

接種開始は今年の10月からです。

でも接種対象者は、今年の4月生まれ以降の乳児ということです。

ということは、今いる赤ちゃんたちは、残念ですが定期接種としては接種を受けることができません。

定期接種で受けられるかもと接種を控えていた乳幼児の方は、任意接種となり接種料金は必要ですが、将来のことを考えると大切なワクチンですので赤ちゃんのために接種を考えてください。

 

以下産経新聞WEBからの記事を転送します

厚生労働省の予防接種基本方針部会は5日、B型肝炎ワクチンを今年10月から予防接種法に基づく原則無料の定期接種にすることを了承した。

対象は今年4月以降に生まれる0歳児。原則として生後2、3、7~8カ月の3回接種が標準となる。妊婦がB型肝炎ウイルスに感染していた場合は、子への感染防止のため生後12時間以内に1回目の接種をしており、定期接種の対象からは除外する。

同ウイルスは血液や体液を介して感染し、母子感染のほか、性行為や針刺し事故、血液の傷口への接触などで感染する恐れがある。感染者の一部は急性肝炎や慢性肝炎を発症し、慢性肝炎は肝硬変や肝がんに進行する可能性がある。

ワクチンは化学及血清療法研究所(化血研)とMSDの2社が製造する。化血研のB型肝炎ワクチンは国の承認と異なる方法で製造されたことが分かり、厚労省は一時出荷自粛を要請したが、1月に出荷を認めた。

2012年に厚労省の専門部会がB型肝炎を含む複数のワクチンを広く接種するよう提言。基本方針部会は昨年1月、B型肝炎ワクチンの定期接種化を了承していたが、開始時期は未定だった。

2016.01.09

開院2周年を迎えました

早いもので、本日1月8日で、開院して2年が経ちました。

この1年を振り返ってみますといくつか変化がありました。

たとえば、、、

  • 保育士さんの方をスタッフに迎えました。あの、大きなからだのお兄ちゃんです。(「あの」っていっても知らないか??)子どもさんたちと遊んだり、折り紙をたくさん作ったりしてもらいました。残念ながら、今はあの保育士さんは居ませんが、今でも折り紙アンパンマンは大人気です!
  • 夏のイベントでは、待合室一面にみんなでプラレールを作り電車を走らせました。
  • 季節ごとの院内の飾りつけをたくさんしました。スタッフで子どもたちが怖がらずにクリニックに来てもらえるようにという気持ちで、時にはちょっと大きすぎない?と思われるものを飾ってみたりしてみました。
  • 看護師さんを増員しました。できるだけ手厚い看護や、病気やホームケアの説明をして、時には子育ての相談にゆっくりのってクリニックからおうちに帰っても安心していただけるように心がけました。

少しずつですが、僕がやりたい医療ができていると実感しています。

でも、病気になったお子さんや保護者の方の不安からしたら、まだまだ足りないこともたくさんあります。

ホップ、ステップ。3年目の今年は、大きくジャーンプできるように、いろいろ考えていきたいと思います。

毎年言っていますが、「病気にならないことが一番。でも、もし少し不安なことがあった時に、気軽に相談できるクリニックと思っていただければいいな」

2015.12.22

99.993%

この数字は何だと思いますか?

これは、「日本で子宮頸がんワクチン接種を受けた方のうち、重篤な副反応などなく健康に暮らしている人」の割合です。

先日開催された日本ワクチン学会で大阪大学産婦人科の医師が発表されたそうです。

子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんの主な原因であるヒトパピローマウイルスの感染を防止するワクチンです。

同時に、小6-高1までの娘を持つ保護者へのアンケートの結果もご報告されました。

  • 娘に無条件に接種させたい・・・0.2%
  • 勧奨再開したらすぐに接種させたい・・・3.9%
  • 周りや知り合いが接種してから・・・16.9%

そして、この99.993%の話を聞くと、接種させたいと思う人の割合が明らかに上昇したということです。

なお、子宮頸がんは年間1~1.5万人がかかり、年間約3500人の方が残念ながら亡くなられています。

ちなみに、ヒトパピローマウイルスは男性にも感染し、男女問わず尖圭コンジローマというイボの病気を引き起こします。これは命には関わりませんが、治療が難しく外見に影響しますので精神的につらい病気と言われています。女性が接種することによってこれもある程度予防できます。

このブログをお読みの、娘さんがおられる保護者の方々はどうお感じになられましたか?

そして99.993%をみて、どうお感じになられましたか?

一度、夫婦で親子で考えてみてください。

もし疑問や質問がございましたら、当院までご相談ください。

2015.11.03

世界糖尿病デー

14日は世界糖尿病デーです。
乳がんはピンクですが、こちらのイメージカラーはブルーで、各地の観光スポット等がブルーにライトアップされています。

糖尿病には生活習慣ではなく、自己免疫疾患の1型と、生活習慣でなる2型があります。こどもに多いのは1型糖尿病です。突然発症して血糖値が非常に高くなり、意識障害なども起こすこともあります。

人間の体の進化は文明の進化のスピードについていけません。
人類の歴史では飢餓の時代がほとんどで、体は飢餓に備えて栄養を溜め込もうとする性質があります。
飽食と言われる現代の食生活に対応出来るようにはまだ進化していないのです。
今後、進化するかどうかもわかりませんが。

甘いものといえば果物くらいだったのでしょうが、僕たちが食べている品種改良されたものとは違って、糖度も低く渋味や酸味も強かったでしょう。
野菜もそうですよね。最近は甘い=美味しいとなっているようで、昔のような青くさい、野菜らしい野菜が減っている気がします。
人参やピーマン嫌いの子どもが減ったのは、そのせいではないかと個人的には思います。
好き嫌いがなくなるのは良いことなんですけれども。。。

糖尿病、平安時代の貴族もなっていたようで、やたらと水を飲むから飲水病と言われていました。

江戸時代、庶民が白米を食べられるようになって流行った脚気もそうですが、やはり粗食は体に良いようです。

しかし食事は、体の栄養摂取だけのためにあるわけではありません。
頑張った自分に御褒美もあります。家族や友達との食事は安らぎや楽しみやコミュニケーションなどの役割もあります。
仕事の後の一杯やスイーツは格別ですよね。
あれもだめ、これもだめ…とならないように少しの我慢や意識で糖尿病にならないよう気を付けましょう。

そして今現在、糖尿病にかかっている方、症状に苦しみ、食事制限のストレスにさらされ本当に辛いと思います。
大変だとは思いますが、医師の指導にしたがって、この病気が解明され、治療法や薬が開発される日がくるまで頑張って欲しいです

2015.08.08

食物アレルギー講演に宍粟市にやってまいりました

暑いですねー

暑いからというわけではありませんが、ブログの更新が遅くなってしまいました。

どうもごめんなさい。

夏休みシーズンにはいろいろ予定があり、講演会や9月にはまたご案内しますが、プラレール&AED体験会を催しますので、その準備などをしておりました!

先日7月28日に、宍粟市で幼稚園、保育園、小学校、中学校の先生方に食物アレルギーとエピペンの講演に行ってきました。

エピペンとは、食物などが原因でおこったアレルギー症状を改善させてくれる注射のお薬のことです。

学校の先生でも、その注射を打てるように実技を踏まえてお話をしに行ってきました。

2年前にも同じ講演で宍粟市に訪れたのですが、今回は場所が変わり一宮町に行ってまいりました。雄大な山並みの間を揖保川が流れる非常に景色のきれいなところで、心が洗われる様でした。

会場には約200人の方がこられ、食物アレルギーの関心の高さがうかがわれます。

エピペンを打つタイミングが難しいと、どこの現場でも対応を苦慮されておられます。

少しでもその一助ができてたら幸いです。

 

帰りは非常に激しい集中豪雨がありましたが、数10m進むとからっと晴れて道路も全く濡れていないという山間部特有の天気に驚かされました。

そして、帰る道路に虹がトンネルを作ってくれて、癒してくれました。

「宍粟市の皆様、協力して食物アレルギーをもつの子どもたちが悲しまないように、頑張っていきましょう」

2015.05.15

マダニ感染症

だんだん暑くなってきましたね。「キャンプに行くには蚊もいないし絶好の季節です!」と言いたいところですが、一つ気を付けて頂きたい感染症があります。

マダニ感染症

ダニにかまれるんやつでしょ?ちょっとかゆくなって、赤いプツプツが出るけど、お薬塗ったら治るよね。

いえいえ、死ぬこともあるんです。

それがマダニ感染症(しつこい)

なんで死ぬことがあるかと言いますと、ウイルスを保有するマダニから感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にかかるからです。その他にも日本紅斑熱(最近淡路島でも見られました)、ライム病などがあります。

私自身は、救急勤務していた時に皮膚に赤くなった小さいブラブラしたものがついてて、家でむしり取って病院に来たお子さんがいました。おそらくマダニ等のダニ類と思われました。

かまれても皆SFTSにかかるわけではありませんが、かまれた後数週間は発熱など体調変化に気を付けてください。

今日のYahoo!記事を転載します

高知県は、ウイルスを保有するマダニから感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS◎)への注意を呼びかけている。

 県内では昨年、11人が感染(うち1人が死亡)しており、うち9人が、5~9月に集中。県は「マダニは、春から秋にかけて活発に活動する。キャンプなどで、マダニが生息する野山に行く時は、特に気をつけて」としている。

 マダニにかまれない具体的な対策は、▽露出のない長袖、長ズボンを着用する▽地面に直接寝ころんだりせず、敷物を使う▽野山に入った後は、できるだけ早くに入浴し、体からマダニを取り除く――など。

 症状は、発熱と急激な体調の悪化。輸血や点滴などで改善するが、かまれてから2週間程度は発熱などの体調の変化に注意が必要という。県は、かまれた場合は、自分でダニを取らずに皮膚科で受診するよう呼びかけている。

 同症候群は、2013年1月、国内で初めて確認。厚生労働省の調査では、全国の広い範囲でウイルスを持つマダニの存在が確認されている。国立感染症研究所のデータでは15年4月8日までに、国内では110人が感染し、このうち32人が死亡している。

2015.04.23

おねしょについて

「おねしょ」の治療って聞くとみなさんどういうふうに感じますか?

  • おねしょなんてほっといたら治るでしょ
  • 何歳までおねしょっていうの?
  • おねしょが気になるんだけど、病院で相談することなの?

そういう声がよく聞かれます。私の答えはこうです。

  • おねしょはほとんど自然に治ります。でも、小学校に入っても月に数回あったら、子どももつらいしお母さんもお洗濯大変でしょう?ちょっとした注意で早く治るかもしれませんよ。
  • だいたい小学校に入るまでのおもらしを「おねしょ」と言って自然に様子見ることも多いです。けど、小学校に入っても月に数回おもらしがあったら「夜尿症」という病気としてみてあげた方がいいですね。
  • 病院では、まず内臓の病気のせいでおねしょが長引いてないのかどうかを調べます。当院では、まず問診、診察、尿検査、超音波検査など、子どもに負担のない検査で大きな病気がないか調べます。

もう少し詳しくご説明します。

どれくらい夜尿症の人がいるの?

小学校1年生の約10%、小学校5年生の約5%にみられます。自然学校や修学旅行の時に心配になることも珍しくありません。

どうして夜尿症っておきるの?

大きく分けて二つ理由があり、一つは膀胱に貯められる尿量が少ないこと、もう一つは夜間作られる尿の量が多いことが挙げられます。そしてその二つが混合して起こることもあります。

治療したほうがいいの?

夜尿症が長引くと自尊心が低下して、自分に自信がなくなり学業などに悪影響があるという報告もあります。その悪影響は年齢が高いほど受けやすいといわれています。治療することによって、治癒率が1年で50%、2年で70%、3年で80%と様子見る場合と比べて高くなり、早く治療したほうが早く治るデータがあります。

治療って何をするのですか?

まずは、水分の摂り方やおねしょした時の対応の仕方などの生活を一緒に考えます。
それでも改善しなければ、尿を減らす作用のあるお薬またはアラーム療法を行うことがあります。
根気よく半年くらい続けてみます。よくなれば、しばらく治療を続けていきます。
良くならなければほかの治療と組み合わせたりしてみます。

アラーム療法って何?

お薬を使わない治療です。おしっこが出るとアラームが鳴るセンサーをパンツに着けて寝て、夜尿が起きると目を覚ますようにします。それを毎日続けることによって、膀胱に貯められる量が増えると言われており、それだけで治ることが期待できます。家族も一緒に起きますので、家族全員の協力が必要ですが、有効性が高い治療です。なお、アラームは保険が効かず自費での購入(約7,200円)になります。

夜尿症でお悩みのみなさま

おしっこのことで親にも打ち明けられない子どももいます。ましてや病院に受診しようなんてなかなか勇気が要りますよね。誰かに見つかったら恥ずかしいとかもあるかもしれません。当院では、どの時間帯に相談に来ていただいても構いません。私もスタッフも秘密は守ります。悩んで治るのが遅れるより、早く相談してほしいと思います。

分かりやすいおねしょに関するサイトをご紹介します。当院も相談できる医療機関に登録されています。

http://onesho.com/patient/

2015.02.03

医薬品包装開けにくく

2月1日の神戸新聞朝刊に、「医薬品包装開けにくく」という見出しの記事がありました。

一瞬何のことかなと思ったら、子どもの誤飲防止のためです。

5歳以下の子供が医薬品を飲んでしまう事故が、2012年に8388件も有ったそうです。

それで事故が減るなら、大賛成です!

今までもわざと使いにくくして、子どもの事故が減った例としては、「ライター」があるそうです。

しかし、新聞記事には書いてありませんでしたけど、お薬をあけにくくすると高齢者の方や手が不自由な方が不便になるよなあとか、開けずに包装ごと飲み込む人もいるから難しいよなあと感じました。

子どもも障がい者も使いやすいものが一般に使いやすいという考えをユニバーサルデザインと言い、逆にわざと使いにくくするのをチャイルドレジスタンスと言うようですが、どこまで使いにくくするかのバランスが難しいですね。

一番重要なのは「医薬品など子どもにとって危険なものは手の届くところにおかない」ということは変わりありません。しかし一番簡単そうで、一番徹底できないこのジレンマは小児科医としてはもどかしいです。

今僕ができることは、診療所やブログを通じて、事故予防の意識を少しでも高めていただくために、こういうことはしつこいくらい書いていきたいと思いますので、またかと思わず家の中をチェックする機会にしてほしいなあと思っています。

どうかよろしくお願いします。

2014.07.29

今日は小中学校の栄養教諭さん方への講演をさせていただきました

今日は、開業してから初めて講演をさせていただきました。
兵庫県体育協会主催で栄養教諭さんなどの学校給食関係者むけに「教育現場で知っておいてほしい食物アレルギー児への対応」というお題です。

まず、講演前に給食の展示会を案内していただきました。
給食用の食材は、添加物をはじめアレルゲンになりそうなものをできるだけ除去して材料を選定していることがよくわかりました。「子どもには添加物やうま味調味料なんて食べさせられません」と強くおっしゃっていただきました。家でも気を付けなきゃと感じました。
試食もできましたが、昼食後だったのであまりたくさんは食べられませんでした。ウインナーやハムなどほぼ無添加のものですごいおいしかったです!驚いたのが給食にハーゲンダッツを出しているところがあるということです!もちろん試食をさせていただきました。あー、もっとおなかをすかせていけばよかった。
その時面白いものを見つけました。明治以来の各年代の給食のサンプルです。私が小学生だった昭和52年のもありましたが、「ハヤシライス、ゆで卵、バナナ」「???」「そんなんやったっけ?」まあ、いろんな意味で楽しかったです。

で、肝心の講演です。ホールにほぼ満員で200人近くということですごい熱気を感じました。少し医療的な内容に偏っていたからつまらないと感じるかなと思っていましたが、反応は上々のようで「90分寝ませんでした!」って最後声をかけられました。内心「当たり前やん」とツッコミながら、「あー、よかった」とほっとしました。 今、平日に時間をなかなか持てませんが、自分にも勉強になるし励みにもなるし患者さんにもそれをお返しできるので、こういう機会をできるだけ大切にして行きたいと思います。

2014.06.13

溶連菌感染

梅雨に入り、毎日天気が変わりますね。傘をもっていったらいいのやら、薄着のほうがいいのやら、悩みますね。

僕は、悩まないように車と仕事場には置き傘をしてます。診療所にも何本か傘を余分においてますので、途中で雨が降った時などはスタッフにお気軽に声をかけてください。

さて、溶連菌感染の話です。院内で結果がすぐ分かる検査ができますので、患者さんの中にはよくご存知の方もおられます。

最近流行っているようですので、ポイントだけお話ししておきますね。

・正式名称は「溶血性連鎖球菌」という細菌の名前です。

・ノドの感染だけではなく、とびひやすごくまれにひどい肺炎を起こすこともあります。

・ノドをかなり痛がったらとにかくまず受診してください。ちょっと痛いという程度ではありません。飲み物が飲み込みにくい、つばが飲み込みにくいなどという子どももいます。熱は、あまり高くないことも多いです。

・11月から7月頃まで流行ります。今の時期では「夏風邪です」と適当な病名ですまされる危険もありますが、正確に診断して、きちんとした治療をしないとのちのちに合併症を引き起こすことがあります。(ちょっと余談ですが、夏風邪という病気はありません。ただ夏にかかる風邪だから夏風邪と言ってるだけです。夏風邪についてもまた書きますね。問題は、夏風邪はほとんどがウイルス性なので抗生剤を使わなくても治りますが、時々夏風邪に抗生剤を処方される先生がおられます。これが問題で、抗生剤によって溶連菌感染症が一見治ったように見えてしまいます。これでは中途半端な治療になってしまいます。もう一つ余談ですが、「家にある抗生剤を飲んできました」と言われる方もおられますが、これもいけません。中途半端な治療になるからなのと、のどからの検査が正確に行えなくなるからです)

・受診して、ノドを綿棒でこする検査をすれば10分程度で診断がつきます。

・合併症の予防のために5~10日分の抗生剤を処方します。症状は1~2日で良くなりますが、処方された日数はきちんと飲んでください。

・熱が下がったら登園登校できます。

大体以上です。とにかく気になる症状があれば家にあるお薬は使わず信頼できる小児科にかかるようにしてくださいね。