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2020.11.27

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について

高校1年生の女子の方は、「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種についてのお知らせ」を神戸市から郵送されてきたと思います。
保護者の方もどうしたらいいのかななどと考えられたと思いますが、院長の考えは「ぜひ今接種を受けてほしい」です。

どのワクチンをいつ接種したらよいかわからない方は、とりあえず当院までお電話して1回目だけ予約してください
子宮頸がんワクチンはWEB予約はできませんのでご注意を

2回目、3回目はいつ受けたらいいかなどは受診された時にご説明します。そして、来院された時に、接種するかどうか決めていただいても結構です。
つまり、予約したけど説明聞いて「やっぱり接種するの辞めます」と断っていただいても大丈夫です

接種するチャンスは今しかないので、迷っている暇はありません。
まずは説明を聞きに来てください。
どうして、こんなに接種をすすめるかって?答えは、「予防できたはずの子宮頸がんにかかってほしくないから」です。
子宮頸がんは、毎年約10000人の方がかかり、約3000人の方が亡くなっています。

子宮頸がんワクチンの効果は十分にあります。副作用については来院時に詳しくお話ししますが、重大な副作用はほとんどありません
もしあったとしても、子宮頸がんにかかってしまう危険性の方がとってもとっても高いです。そういう理由で、私の娘たちにも子宮頸がんワクチンを接種しました

 

お知らせには11月中に接種する必要がありますと書いていますが、コロナ特例を利用したら多少それを過ぎても無料で接種はできます

なお、中学1年生からの接種を推奨しています。最近このワクチンを推奨するニュースが流れ、接種する方が増えてきています。
接種したほうがいいかの相談だけでも、お電話で予約の上受診をお待ちしています